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奈良たくさん 奈良には、たくさんの歴史と物語があります。
大野寺 室生の大仏さんと枝垂れ桜
大野寺 室生の大仏さんと枝垂れ桜 奈良たくさん
大野寺
弥勒下生線刻大磨崖仏と小糸枝垂れ桜
弥勒下生線刻大磨崖仏:みろくげしょうせんこくだいまがいぶつ 鎌倉時代初期
宇陀川をへだて彼岸に造立する。弥勒菩薩(みろくぼさつ)が次の世に如来 (にょらい)となりお出ましとなる姿を線刻されたものです。
笠置寺の石仏を写したもので、後鳥羽天皇(ごとばてんのう)の勅願によるものである。
大野寺礼拝所から大磨崖仏が観え、真正面に拝む事ができる。
下生 (げしょう)とは、神仏が世に出ること。
線刻(せんこく)とは、まず岩を平らにしてから彫る、手間隙のかかる技法である。
この弥勒如来像は左手を少し上げて右の方へ歩き出した様な姿である。
その左横には、種子尊勝曼荼羅(しゅしそんしょうまんだら)が刻まれている。
小糸枝垂れ桜
門を入ると樹齢300年を超える枝垂れ桜にしばし感嘆する。
境内は春の色彩に染まっている。
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大野寺
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