本文へスキップ

奈良たくさん 奈良には、たくさんの歴史と物語があります。

元興寺 世界遺産



元興寺 世界遺産 鬼・妖怪の名を持つ寺 奈良たくさん




                                        

元興寺:がんごうじ
蘇我馬子は、甥にあたる崇峻天皇(すしゅんてんのう)が、即位したのを機に飛鳥の地にはじめて正式の仏寺建立(588)に着手する。この寺が、法興寺である。
地名により飛鳥寺とよばれ平城遷都により奈良の地に移転し元興寺となる。


国宝 元興寺極楽堂(極楽坊本堂)

現在の本堂、禅室の屋根には飛鳥時代に造られた日本最初の瓦が今も数千枚使用されている。



国宝 元興寺禅室(極楽坊禅室)の屋根には飛鳥時代より使われている瓦が平城遷都によりこの地へ運び込まれ、今も建造物を守っている。
中央から左のなめらかに見える瓦は室町時代に修復された瓦である。


元興神(がごぜ)
邪悪な鬼を退治する雷を神格化して元興神と称す
元興寺の鐘桜に悪霊の変化である鬼が出た。それを入寺した雷の申し子である大力の童子が退治した。という説話が残されている。そしてこの話から、邪悪な鬼を退治する雷を神格化して、八雷神(やおいかづちのかみ)や元興神(がごぜ)と称することになったと伝わる。
奈良に伝わる不思議譚より



昔々、元興寺(がごぜ)という言葉が日本中に広まった時、お寺の名前ではなく鬼・妖怪の名前として知られるようになったそうで、元興寺では節分のとき「鬼は内」と言い、豆をまき大切な御先祖様を「お迎え」する。




季節の花が境内を彩る。






境内では5体の小鬼が遊んでいます。何処にいるでしょう。









ナビゲーション


 薬師寺
西遊記の主人公三蔵法師として描かれ有名な玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)は、唐の僧侶で法相宗(ほっそうしゅう)の開祖である。天竺(インド)で学び唐の仏教繁栄に貢献した。
 春日大社
御蓋山山麓に建つ春日大社は、千三百年前に平城京へ遷都されたとき、災いや戦乱を鎮め平安を守る鎮護のため、武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山浮雲峰へおうつししたのが始まりです。

 橿原神宮
神武天皇は、畝傍橿原野宮で即位され、初代天皇となった。
明治天皇の願いにより、旧京都御所の賢所と神嘉殿を本殿と拝殿としてこの地へ移され創建された。

 金峯山寺
福は内、鬼も内 節分の2月3日は、役小角が大峰山中で修行中に暴れる鬼を法力で改心させた
 唐招提寺
鑑真は東大寺での戒師の役目を終え、各地から集まる僧尼の教育に当たることになり唐招提寺が建てられる。
 平城京跡
シルクロードの終着駅であった平城京は、およそ1300年前の奈良の都である。遣唐使を送り、当時の優れた唐(中国王朝)、長安の文化を模して創られた。 
 奈良公園 鹿寄せ
春日大社参道南側の飛火野と呼ばれる場所でナチュラルホルンの音色に誘われ森の奥から沢山の鹿が、どどっと集まってきます。


バナースペース

nara+


元興寺

〒630-8392 奈良県奈良市中院町11